永久脱毛用語集

脱毛全般の用語解説専門的な用語の解説 脱毛施術に関する用語解説脱毛部位に関する用語の解説脱毛kの種類や手法についての用語解説レーザーと医療脱毛機についての用語解説

脱毛全般の用語解説

永久脱毛

永久脱毛とは、レーザー照射等を行った1ヶ月後に毛の再生率が20%以下であることを指します。
「永久脱毛」という言葉を聞くと一生毛が生えてこないことを連想されますが、正確には「施術後に一定量の毛が減っている」ことです。
脱毛の回数を繰り返していくたびに毛の総量がどんどん減っていき、ヒゲや体毛が薄くなり毛のお悩みから解放されます。半年以上や数年間、自己処理の必要がない状態になることが脱毛完了の⼀つの目安になります。

除⽑・減⽑

脱毛業界で呼ばれている除毛・減毛は永久脱毛とほぼ同じ意味です。
永久脱毛という言葉は、永久的にムダ毛が1本も生えてこないことを連想してしまいます。ですので、脱毛サロンや皮膚科・美容外科などの医療機関でも除毛・減毛という表現をするところが増えてきました。
ネット上で「永久脱毛」と書かれているから効果が高い、「除毛・減毛」と書かれているから効果が低いというわけではありません。
ネットの情報だけで判断せずに、カウンセリングに行き体験脱毛を受け、自身の目で確かめ判断することが大切です。

抑⽑

「毛が成長する活動を抑制して、ムダ毛を薄く抜けやすくする」というのが抑毛です。
抑毛には専用のローションを塗るという方法があり、女性ホルモンに似た働きをする成分イソフラボン等の植物由来の天然成分が配合されており、成分を浸透させムダ毛が元気に生えてくる力を弱めます。
抑毛ローションは継続的に使用する必要があり、即効性はないため変化に気付きにくい方法です。濃い髭などは特に変化がわかりにくいですが、肌負担は少ないものですのでスキンケア用品程度に捉えておくと良いです。

⾃⼰処理

自身でムダ毛を処理する行為で、カミソリで剃ったり、毛抜きを使用して処理することをいいます。
除毛クリームや自宅でのワックス脱⽑も自己処理にあたります。
レーザー脱毛や光(フラッシュ)脱毛を受ける前に、「自己処理をしてきてください」といわれることがありますが、その場合は「剃毛(シェービング)」のことです。脱毛前に除毛クリームや毛抜き・ワックス脱毛で自己処理をすると施術ができない場合があるので気をつけてください。

埋没毛(埋もれ毛)

皮膚の外に出てこれず、毛穴に埋もれてしまった毛のことを指します。
毛抜きや過度なシェービング等の自己処理で皮膚の表面がキズつくことによって起こりやすいのが埋もれ毛です。
埋もれ毛を放っておくとお肌が⿊ずんだり、永久脱毛で効果を出しにくくなることもあるので、過度な自己処理は控え適度に行うことをおすすめします。

デザイン脱毛

永久脱毛はムダ毛を減らすだけではなく、形をデザインすることも可能です。お髭や陰毛などをお好きな形に整えることをデザイン脱毛と呼びます。
あご髭や口髭を生やされていても、毎日ひげ剃りをしなくても良いようにのデザイン脱毛をする方は多いです。
また陰毛の生えている範囲が広い場合には、範囲を狭めたり形を整えたりするVラインのデザイン脱毛も⼈気です。

脱毛トライアル

体験脱毛・お試し脱毛と同じ意味で、お試し感覚で気軽に脱毛にトライできるよう初回に1回限定でお安い料金の施術を受けることができるプランです。
初めてメンズ脱毛を受ける際は、施術の痛みや脱毛の効果・店舗の雰囲気など不安な点が多々有ると思います。⼀回の安い脱毛トライアルであっても総合ランキング入りのメンズ脱毛サロンでは丁寧に時間をとって無料カウンセリングをしてくれます。
不安なことや疑問点は全て解消させることができ、格安で施術も受けることができるので脱毛トライアルからメンズ脱毛サロン・クリニックの施術を経験することはおすすめです。

回数保証

決まった回数は必ず脱毛を受けることができるという保証です。
脱毛のお申し込み内容によっては1年や2年の定められた期間が過ぎれば施術を受ける権利が消失してしまうものもあります。
お申し込み前に、期間を経ても決まったプランをきちんと受けることができる回数保証なのか確認をしておくことをおすすめします。

年間保証

決めた年数や期間は必ず脱毛を受けることができる保証です。
定められた期間は脱毛の回数制限がなく何度でも施術を受けることができるというコースを用意しているメンズ脱毛サロンもあります。
場合によっては施術と間の期間を何ヶ月は空けないといけないなどの縛りが生じて、満足のいく回数を受けられないというケースもあります。
お申し込みをする前に確認をしておくことをおすすめします。

都度払い

1回毎に単発でお支払いをする方法を都度払いといいます。
ムダ毛のお悩みが解消された理想の状態を最短距離で実現させるために、脱毛は⼀般的に必要な回数をまとめてお申し込みします。
脱⽑開始時にまとまった⾦額を用意しなくてもよく、気軽に施術を受けることができるのが都度払いのメリットです。

専門的な用語の解説

⽑周期(ヘアーサイクル)

毛には、成長し、抜け落ち、新しい毛に生まれ変わるという生え変わりのサイクルがあります。このサイクルを毛周期といいます。
それぞれのタイミングに合わせて、成長期・退行期・休止期という名前がついており、永久脱毛はムダ毛が発達していく成長期に合わせて処理を行います。
最適な毛周期のタイミングで脱毛を行うことで、効率的にムダ毛を減らしていくことができます。

成長期

毛の生え変わりのサイクルの一つで、成長期は新しい毛が生まれて伸びていく時期を指します。この時に毛の細胞分裂が活発に行われ、太くしっかりとした毛がぐんぐん伸びてきます。
脱毛効果を発揮しやすいのが成長期のタイミングですが、退行期・休止期も含む全体の毛に対して成長期の毛は少しの割合ですので、脱毛は1回では完了せずに複数回繰り返すことで徐々に減らしていきます。

退行期

毛の生え変わりのサイクルの一つで、毛の根元から栄養が送られなくなり成長が止まる時期を指します。
次第に毛根が小さくなっていき、自然と抜け落ち休止期に移行します。
この時期は脱毛効果をあまり期待できませんが、肌の表面に出ているのは退行期と成長期のムダ毛がまんべんなく生えていますので、施術を行うと一定量のムダ毛は減っていきます。

休止期

毛の生ええ変わりのサイクルの一つで、毛が自然と抜け落ちてから新しい毛が生えてくるまでの時期を指します。
抜け落ちてから次の毛が生えてくるまでは、しばらく期間がかかります。
脱毛はお肌に表面に生えている毛に対して反応をされせることができるので、休止期から成長期に移行したタイミングで照射を行うことで処理が可能です。

ジュール

レーザー脱毛やフラッシュ脱毛の光のエネルギーを表す単位のことをジュールと呼びます。
押さえておきたいポイントは、ジュールと効果は単純に比例してはいないということです。
単純にジュールが高いと脱毛効果が高いというわけではなく、光の波長域・出る時間・速さ・幅、また肌質や毛質の特徴など様々な要素が複合的に合わさって効果が決まります。

脱毛のダウンタイム

脱毛の施術をして赤み等が出た場合に、その赤み等が引くまでの期間をダウンタイムと呼びます。
医療レーザー脱毛を受けた際のダウンタイムは約2〜3日が目安です。
この期間は毛の濃さや肌の強さ、脱毛機によって変わってきます。3日ほど赤みが引かない方もいれば当日に引く方もいます。
ダウンタイムが心配な方は、カウセリング時にパッチテストをしてもらいお肌への反応を確かめた上で脱毛されることをおすすめします。

硬⽑化

ごく稀に脱毛をすることにより毛が濃くなる場合があり、それを硬毛化と呼びます。
男性の背中や⼆の腕、うなじなどの産毛部位に起こりやすいという特徴あります。
硬毛化は女性よりも男性に起こりやすく、永久脱毛の男性需要が増え始めてからの歴史がまだ浅いため、認知されてないクリニックや脱毛サロンのスタッフもいます。
ですので、カウンセリング時にきちんと硬毛化についての事前説明をしてくれる脱毛サロンは安心だといえます。

バルジ領域

毛を囲んでいる毛包(もうほう)の真ん中あたりの部分をバルジ領域といいます。
バルジ領域から発毛因子が作りだされ、毛が生まれ成長していきます。
このバルジ領域の幹細胞が毛の組織の成長を促す信号を送っているという理論が2000年ごろから明らかになり、それ以来黒色のメラニンだけではなくバルジ領域を狙っていく蓄熱式脱毛が出てきました。

メラニン⾊素

皮膚の奥にあるメラノサイトという色素細胞から作られた、黒や茶色の色素のことをメラニン色素と呼びます。
毛は毛母細胞が細胞分裂して作りだされるのですが、その際にメラノサイトからメラニン色素が受け渡され黒い毛として生えてきます。
レーザ脱毛や光(フラッシュ)脱毛は、黒色に反応するという性質をもっており、毛の黒(メラニン色素)に熱を与える仕組みで脱毛を行っていきます。

色素沈着

メラニン色素が通常よりも過剰に出てしまい、お肌の一部が黒ずんでしまうことを色素沈着といいます。
過剰な自己処理や日焼けなどにより、起こる可能性があります。
レーザー脱毛や光(フラッシュ)脱毛は、色素沈着を起こしている部位への効果は弱くなります。ですので、脱毛をしたい方は過剰な日焼けや自己処理は避けて日頃からお肌のケアを行っておきましょう。
現在お肌に色素沈着がある方は、カウンセリングや診察をしてもらいプロに肌状態をチェックしてもらうことをおすすめします。

脱毛施術に関する用語解説

パッチテスト

施術によるお肌への反応を確かめる安全のためのテスト照射のことをパッチテストと呼びます。
敏感肌の方や肌への負担・赤みの有無などが心配な方は脱毛を始める前にパッチテストをしたいという旨を伝えておくと良いです。
肌が強い方でもパッチテストをしたい旨を伝えておくと、施術時の痛みや施術の流れ・施術の雰囲気などを知ることができるのでおすすめです。

ワンショット

光(フラッシュ)脱毛やレーザー脱毛で、1回だけお肌に照射することをワンショットと呼び、小さな面積を脱毛をしたい時に「ショット」という単位で施術を受けることができる方法があります。
ワンショットに対応しているかどうかは脱毛サロン・クリニックによって異なりますので、一部分だけ気になるという方は、対応しているかを問い合わせてみることをおすすめします。
ケースによっては安くで脱毛できる可能性もあります。

剃毛

体毛を剃ることを剃毛と呼びます。
レーザー脱毛や光(フラッシュ)脱毛は体毛を剃った状態で施術を行うため、事前に脱毛部位を剃っておく必要があります。
体毛を剃っていない場合は一般的に剃毛料として追加料金がかかります。剃毛料が無料のメンズ脱毛サロンやクリニックもありますので事前に確認しておくことをおすすめします。
電気(ニードル)脱毛に関してはムダ毛を伸ばした状態で施術しますので、電気脱毛を扱っているメンズTBCやダンディハウスで体験脱毛をされる際は5mm以上は伸ばしておいてください。

マーキング

レーザーを照射するときに打ち漏れが起こらないように水性のペンでお肌にマークをつけることです。
足や腕などの広い範囲を施術する際にはマーキングをしますが、⿐下やあご髭など狭い範囲の施術を行うさいにはマーキングをしないことが多いです。
脱毛の手法によってはマーキングをしない場合もあります。

冷却ジェル(脱毛ジェル)

光(フラッシュ)脱毛や⼀部のレーザー脱毛を行う際には、お肌に脱毛専用のジェルを塗布してから施術を行っていきます。
扱う脱毛機の種類によって使用しない場合もあります。
冷却ジェルには安全な施術のためのお肌の冷却や保湿、そして光の浸透を助ける役割があります。
脱毛後はお肌が乾燥しやすくなるため、冷却ジェルを塗らないタイプの脱毛を受けた際はアフターの保湿ケアをしっかりとされることをおすすめします。

ハンドピース

脱毛機の本体から出ている照射を行う部分の名称をハンドピースと呼び、そのハンドピースの先端部の照射口を肌にあてて施術を⾏います。
家庭用の脱毛器も同様に、持ち手の部分をハンドピースと呼びます。
ハンドピースは消耗品で交換が必要なため、家庭用脱毛器を購⼊した場合はハンドピース代が維持費として加算されていきます。
ですので、もし家庭用脱毛器を検討されている場合は、継続的に発生するハンドピース交換費用も予算として考えておくことをおすすめします。

麻酔について

脱毛時の痛みが苦手な場合は、麻酔をしてくれる皮膚科や美容外科クリニックもあります。
脱毛で使用する麻酔は主に「麻酔クリーム」と「笑気麻酔」と呼ばれるものです。
麻酔クリーム ・・・ 照射する範囲に塗布して使用する麻酔で、約30分後に効果があらわれる
笑気麻酔 ・・・ 酸素と亜酸化窒素という気体を吸うことで感覚を鈍らせる効果があります
顔の筋肉がゆるむと笑っているように見えます。その表情から「笑気」という名前がついたそうです。

セルフ脱毛

セルフ脱毛は、自身で脱毛照射をすることでセルフを行っている脱毛サロンが稀にあります。
この特徴は、脱毛に関しての技術や知識がない方が扱っても大丈夫なように微弱な出力設定ですので、効果はあまり期待できません。家庭用脱毛器ほどだと考えてください。
ですので男性の濃いヒゲや体毛を減らすことは難しいです。
女性スタッフにお肌を見せる恥ずかしさがある場合は、確実に男性スタッフが施術を⾏ってくれる脱毛サロンを選ぶと安心です。

脱毛部位に関する用語の解説

Sパーツ・Mパーツ・Lパーツ

脱毛の各部位をS・M・Lとサイズ別に分けた呼び方のことを、Sパーツ・Mパーツ・Lパーツといいます。
Sパーツ・・・小さなサイズの部位で、手の甲指・足の甲指・うなじなどのことを指します
Mパーツ・・・中くらいサイズの部位で、胸・お腹・ひじ上・ひじ下などのことを指します
Lパーツ・・・⼤大きなサイズの部位で、ひざ上・ひざ下などのことを指します
※3パターンのどのパーツにどの部位が当てはまるのかは脱毛サロンによって基準が違う場合があります。

全身脱毛

全身的に必要のない部位のムダ毛を脱毛することを全身脱毛といいます。
女性向けの脱毛ではスタンダードなプランが全身脱毛です。男性向けの全身脱毛の場合は、全てをツルツルにするのではなく、スネ毛や脇毛を残したり、背中・腕は省いたりと全身の毛量をその人に合った理想にする場合が多いです。
メンズ脱毛は、ツルツルだけではなく、腕毛・スネ毛・脇毛などを毛量調整で程よく減らすということも可能です。

セレクト全身脱毛

複数カ所を選んで全身のあらゆる部位を通常の全身脱毛よりも安い料金で受けることができるコースです。
全身の全ての毛を無くしたいという方もいますが、男性の場合は全て無くしたい訳ではなく「足・胸・お腹は脱毛したいがその他は今のままでいい」などニーズに多様性があります。
「複数カ所気になるが全身全て脱毛したいわけではない」という方におすすめです。
セレクト全身脱毛セットは「メンズリゼクリニック」と「ゴリラクリニック」で⾏っています。

オーダーメイド全身脱毛

一人一人に合わせたオーダーメイドの全身的な脱毛プランで、通常よりも格安料金で組み立てもらうことができます。
ムダ毛の生え方や気になる部位は十人十色。脱毛完了までの理想の回数や部位も一人一人違います。オーダーメイド全身脱毛で自分にぴったり合ったプランで脱毛を受けることができます。
オーダーメイド全身脱毛は「メンズ脱毛専門店RINX(リンクス)」で行っています。

男性のVIOライン

Vライン・Iライン・Oラインの総称をVIOラインと呼び、その由来は女性の体の形からきています。
女性の部位の位置をそのまま男性に当てはめた箇所がメンズのVIOラインです。
男性のVライン ・・・ アンダーヘアー(陰毛)とそのサイド部分
男性のIライン ・・・ 睾丸から肛門までの間の部分と竿部分
男性のOライン ・・・ 肛門周りの部分
※女性と男性のVIOの形には差があり、陰茎・陰嚢部分に関してはメンズ脱毛サロン・クリニックによって正確な取り決めに違いがあります。

陰部脱毛

デリケートゾーンの脱毛のことを陰部脱毛と呼びます。具体的には、Vライン・Iライン・Oライン・臀部(おしり)の総称です。
デリケートゾーンという名前の通り非常にデリケートな部分ですので、永久脱毛を行う脱毛サロン選びは料金だけで決めるのではなく特に専門性の高い機関で受けることをおすすめします。
陰部脱毛を受けムダ毛が減ることで衛生的になり、臭いも改善されます。

ハイ二ジーナ

陰毛を全て処理することをハイ二ジーナといいます。いわゆるパイパンと同じ意味です。
ハイジーナの言葉の由来は「衛生」を意味する「hygine」からきています。衛生的であることから、女性だけでなく日本人男性にも取り入れられつつあります。
日本ではまだ⼀般的ではありませんが、アメリカ・カナダ・イギリスなどの欧米では多くの男性がアンダーヘアをツルツル(ハイジーナ)にしています。

脱毛の種類や手法についての用語解説

光脱脱毛・フラッシュ脱毛

メラニン色素に働きかける可視光を肌に照射して、発毛組織を弱らせてムダ毛を減らしていく脱毛方法で、光脱毛とフラッシュ脱毛は同じ意味です。
光脱毛はレーザー脱毛に比べて痛みが少なく広範囲を短時間でムダ毛を処理できることが特徴です。
別の呼び方で、IPL(インテンスパルスライト)脱毛とも呼ばれます。

医療レーザー脱毛

黒い色素(黒い毛)に反応するレーザーをムダ毛に照射して、毛の再生組織を弱らせる方法です。
レーザー脱毛機は医師が在籍している医院でのみ使用することができます。
レーザー脱毛は出る波長によって種類が分かれており、「ヤグレーザー・アレキサンドライトレーザー・ダイオードレーザー」の3種類が主に脱毛に使用されます。

電気脱毛・ニードル脱毛

毛穴に細いプローブと呼ばれる器具を⼊れて、電気を流し脱毛を行う方法です。
フラッシュ脱毛とレーザー脱毛は肌の上から照射していくのに対し、ニードル脱毛は毛穴から⼀本ずつ処理していきます。
ムダ毛一本一本を確実に処理をしていくため効果の高い脱毛が可能です。
この脱毛方法は、ニードル脱毛と認識されていることが多いですが、正式には電気脱毛といいます。

家庭用脱毛器

脱毛サロンに行かなくても自宅で手軽にムダ毛をケアすることができるのが家庭用脱毛器です。
自宅で気軽にできるというメリットがある反面、低出力だというデメリットがあります。
低出力なのは、知識・技術がない人が扱ってもお肌にトラブルが起きないようにするためですが、男性のヒゲや濃い体⽑を減らすのは難しいのが実情です。
代表的な家庭用脱毛器には「ケノン」「トリア」などがあります。

ブラジリアンワックス脱毛

専用のワックス(粘液)を肌に塗り、一気に剥がすことでムダ毛を抜いて処理する方法です。
脱毛テープもブラジリアンワックス脱毛と似た方法で、テープにムダ毛を絡めて一気に抜いていきます。
脱毛器と呼ばれている「ソイエ」もワックスと同じ”毛を抜く”という分類に入り、永久脱毛と違い何度でもムダ毛は再生します。
肌負担が大きい処理方法です。きちんとケアしないと毛嚢炎(もうのうえん)や埋没毛になるリスクがあるため、処理前後にきちんと消毒することをおすすめします。

除毛クリーム・脱毛クリーム

クリームを使用して肌の表面に出ているムダ毛を取り除く方法です。
永久脱毛とは違いますので何度も繰り返しムダ毛が生えてきますが、使用直後はカミソリやシェーバーで剃るよりも肌表面は滑らかです。
「チオグリコール酸カルシウム」という成分が毛のタンパク質を溶かすという原理です。
皮膚もタンパク質でできており肌負担が強い方法ですので肌が弱い方の使用には注意が必要です。
使用間隔は1週間以上空け、必ずパッチテストをしてから使うことをおすすめします。

抑毛ローション

抑毛の作用がある成分の含まれたローションのことで、大豆イソフラボン等の植物由来成分が使用されています。
イソフラボンは女性ホルモンによく似た働きをし、抑毛に有効といわれています。
週刊誌などによく掲載されている「ゼロファクター」「グローストッパー」なども抑毛ローションです。
成分はお肌への負担は少なく美肌にも有効ですので、使用される場合は脱毛効果はあまり期待せずあくまでスキンケア商品として捉えたほうが良いです。

脱毛石鹸

抑毛に有効と呼ばれている「イソフラボン」等の成分が含まれていますが、一回の使用では微細量であることと石鹸ですので直ぐに洗い流します。
ですので、男性の濃いムダ毛の脱毛効果はほぼ期待できません。
抑毛の作用を期待するのであれば成分を浸透させることができる抑毛ローションの方がおすすめです。
「イソフラボン」という成分は美肌にも有効ですので、脱毛効果を期待するのではなく、お肌に優しく洗いたいという目的で使用すると良いです。

IPL脱⽑

インテンス・パルス・ライトという光を使用した脱毛方法のことをIPL脱毛と呼びます。
光(フラッシュ)脱毛とIPL脱毛は同じ意味で、一部の医療機関と多くの脱毛サロンで導⼊している脱毛方法です。
一般的には約600nm〜1200nmの波長域の光が複合的に含まれており、男性の濃い髭や腕の細い毛などの多様な毛質に対応しています。
IPL脱毛は様々な脱毛機があり、光の出し方や幅・速さに関しては脱毛機によって性能に違います。
ですので導⼊している脱毛機によってメンズ脱毛の効果に差が出てきます。

SSC脱⽑

イタリアで開発された「スキームスキンコントロールメソッド」という方法で、その頭⽂字をとってSSC脱毛と呼びます。
美肌効果が期待できる施術の方法で、専用のビーンズジェルを塗り、クリプトンライトという光を照射します。
男性の濃い毛に対しての脱毛効果はあまり期待できませんが、お肌に優しくキレイに抑毛・オフヘアしていくことを目指します。

レーザーと医療脱毛機についての用語解説

アレキサンドライトレーザー

代表的な脱毛用3種類のレーザーが「アレキサンドライトレーザー」「ダイオードレーザー」「ヤグレーザー」で、レーザーの種類の一つが「アレキサンドライトレーザー」です。
755nm(ナノメートル)の波長の光を出しメラニン色素に反応させて永久脱毛を行います。
レーザー脱毛は出る波長が単一で、光脱毛は波長が複合的にでます。ですので、レーザー脱毛には出る波長の違いによって種類が分かれています。

ダイオードレーザー

レーザー脱毛の代表的な3種類、「アレキサンドライトレーザー」「ダイオードレーザー」「ヤグレーザー」のうちの一つです。
約810nm(ナノメートル)の波長の光を出しメラニン色素に反応させて永久脱毛を行います。
ダイオードレーザーを使用した脱毛機で代表的なものは「ライトシェアデュエット」「メディオスターNeXT PRO」などがあります。

ヤグレーザー

レーザー脱⽑の代表的な3種類、「アレキサンドライトレーザー」「ダイオードレーザー」「ヤグレーザー」のうちの一つです。
1064nm(ナノメートル)の波⻑の光を出しメラニン色素に反応させて永久脱毛を行います。
ヤグレーザーは痛みが強いのですが、他の種類のレーザーよりも皮膚の深部に作用するので麻酔が効きにくいという特徴があります。
特に毛根が深い剛毛のヒゲなどで、他のレーザーを使用しても効果が出にくかった方は最後に試されても良いと思います。

ジェントルレーズ

ジェントルレーズは医療レーザー脱毛機の名前で、アメリカのキャンデラ社のアレキサンドライトレーザーを用いた脱毛機の名前です。
日本の医療機関において最も普及しており、日本の厚生労働省にも認可されているレーザー脱毛機です。
皮膚の浅い部分のメラニンに反応する特徴があり、シミに対して使われることもあります。

ジェントルYAG

アメリカのキャンデラ社のヤグレーザーを用いた脱毛機です。
波長が長く肌の深部にレーザーを使用しているため、肌表面の色素には反応しにくく肌の色が比較的黒い方でも施術を行うことができます。
根が浅い産毛よりも根深いムダ毛に有効です。
ヤグレーザーは痛みが強いと感じる方が多いのですが、ガス冷却システムが備わっており照射と同時に冷却ガスを噴射することにより痛みを軽減させます。

ライトシェア・デュエット

アメリカのルミナス社のダイオードレーザーを用いた脱毛機です。
レーザー脱毛は効果が高い代わりに痛みが強いことがネックでしたが、ライトシェア・デュエットは吸引システムを用いることにより痛みの軽減と効果のバランスがとれた脱毛機です。
皮膚を吸引することにより、ターゲットのムダ毛に効率的にエネルギーを与え、少ないレーザー出力でも効率的に効果を出すことができます。
また、⼤きな照射口で広い範囲の施術も短時間で行えます。

メディオスターNeXT

蓄熱式の脱毛方法の医療用脱毛機がメディオスターNeXTです。
メラニン色素に働きかけ直接毛根にダメージを与えるのではなく、バルジ領域という部分のじっくりと熱を与える方法で、別名で「ハヤブサ脱毛」とも呼ばれています。
従来のレーザー脱毛よりも痛みが軽減され、1回の施術時間が短時間なのも特徴です。
メディオスターNeXTが得意とするのは、濃いヒゲよりも薄い産毛などに向いています。
似た仕組みの他の医療レーザー脱毛機にはイスラエルのAlma社の「ソプラノ」があります。

コメット

イスラエルのシネロン社のダイオードレーザーと高周波を合わせ持った脱毛機です。
高周波とダイオードレーザーの組み合わせで脱毛を⾏い、高周波の特徴によって白髪にも作用させることが可能です。
ダイオードレーザーだけでは対応できなかった部分も高周波と合わせることにより補っています。

ウルトラ美肌脱毛

湘南美容クリニックのオリジナルの蓄熱式脱毛機です。
フラッシュ脱毛のように広い波長域を⼀度に出すことができ、4つの異なる波⻑域(ルビーレーザー・アレキサンドライトレーザー・ダイオードレーザー・ヤグレーザーの波⻑域)を同時に照射します。
IPL光を肌に連続照射させることにより、脱毛に加え美肌効果も期待できます。